任意売却のメリット
任意売却は一般の不動産売買と変わらず、
競売より高い金額で売却でき、債務返済も楽です!
任意売却には、次のような様々なメリットがあります。
手元に資金が残せます
競売では引っ越し費用などを手当てとして受け取ることはできませんが、任意売却の場合は交渉次第で引っ越し費用を手当てとして受け取ることが可能です。また、手元に残った資金は、家賃、敷金、細かな借金の精算にも使えます。
所有者(あなた)の持ち出しがありません
滞納している管理費、抵当権抹消費用、抵当権の解除の書類代、不動産業会社への仲介手数料、滞納している税金など、すべての経費は売買代金から精算されるため、所有者(あなた)の持ち出しは0円です。
高値で売れる可能性があります
任意売却は市場価格(相場)に近い価格での売却を目指しますので、競売に比べて一般的に高額で売却することができます。このため残債が減って、その後の生活の支援につながります。
引っ越し日を相談できます
競売の場合は落札者の意向によって物件を引き渡さねばならないため、立退き期限は元の所有者(あなた)の意向に関係なく決定され、立退き費用も自己(あなた)負担となります。 しかし任意売却の場合には、引渡時期は売主・買主の相談によって調整しますので、移転先が決まって引っ越しが完了した後に、物件の引渡しとなるケースがほとんどです。
残債の返済計画が立てられます
任意売却で残った債務については、所有者(あなた)の収入と支出を考慮して返済計画を再設定します。また、個人民事再生などの利用によって、法的に債務を減らして返済することも可能です。さらに、自己破産することで債務免除という手段もあります。
プライバシーが保護されます
競売になると、新聞やインターネットで公表され、一般の人が建物の外観や内部写真の掲載された不動産情報を閲覧できるようになります。その物件の入札を検討している不動産業者は調査のために、近所へ聞き込みを行ったりしますので、近隣に住む人に競売にかけたことを簡単に知られてしまいます。しかし、任意売却の場合には、通常の不動産売買と同様に幅広く販売活動はしますが、売却理由については周囲に知られることはありません。
買戻しできる可能性があります
競売では市場価格の3割近く安い金額で売られてしまうこともあるため、当然、債権者(金融機関)に返せる借金の額は少なくなり残債が多く残ってしまいます。任意売却であれば、残債を減らすために市場価格とほぼ同じ価格での売却を目指しますので、早期に生活再建を実現できます。友人・知人・親族などによって、裁判所の不動産鑑定士が出した評価書を基に債権者(金融機関)と交渉して自宅を買い戻せる可能性もあります。
遅延損害金早見表(金利が14%の場合) | ||
残高 | 1日あたり | 1ヶ月あたり |
1,500万円 | 5,753円 | 178,356円 |
2,000万円 | 7,671円 | 237,808円 |
2,500万円 | 9,589円 | 297,260円 |
3,000万円 | 11,507円 | 356,712円 |
3,500万円 | 13,425円 | 416,164円 |
4,000万円 | 15,342円 | 475,616円 |